BLOG 蔵田ブログ

2025.07.01
「FOOMA JAPAN 2025」視察
こんにちは。物流システム課 4年目の玉井です。
2025年6月13日、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2025」に参加しました。

「FOOMA JAPAN 2025」とは食品機械・装置の国内最大級の展示会で、今年は「Touch FOOMA, Taste the Future」のテーマのもと、約1,000社が出展していました。私は主に弊社の業務に関連の深い「加工・包装・省人化・品質管理」の分野を中心に視察しました。
特に印象的だったのは、AIやロボティクス技術の進化です。
とある出展ブースでは、AI搭載の食品選別装置が展示されており、原料の形状や色味、異物の有無などをリアルタイムで分析・仕分けする様子を見ることができました。AIにより、人手に頼っていた工程の省人化が可能になると同時に、品質の安定化にもつながると感じました。

また、ロボットによる自動包装や寿司ロール製造なども多く出展されており、実演を通じて導入した際のイメージを持つことができました。中でも、完全防水型で分解洗浄が容易な装置や、部品交換が直感的にできる構造の機械は、メンテナンス性を高める点で非常に参考になりました。
環境配慮という点でも、CO₂排出量削減を意識した設備や、食品ロス削減を目的とした真空調理装置などが目立っており、SDGsへの対応が製品選定の大きな要素になりつつあると実感しました。
今回の視察を通じ、省人化や安全性向上の余地がまだ多くあること、そして今後の食品製造業界の方向性について多くの示唆を得ることができました。特にAI技術や小型自動化機器の導入は、コスト面・スペース面でもこれから導入される可能性が高いと感じました。
今後は、視察で得た情報を基に、お客様に改善提案を行っていきます!