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川上節-6- 「叩会(たたかい)済んで気が抜けて」

2022年4月に喜寿(77歳)で無謀にも挑戦したドラム演奏(叩く会)も、お蔭様で4回目の発表会を迎えることになりました。

今年は昨年の会場(200名)より大きい、広島市東区民文化センター(500名)での開催でした。ここには何度かプロの演奏を聞きに来たことがありますが、まさか自分がこの会場で演奏する立場になるとは思ってもいませんでした。しかも、サックスとコラボ演奏までするなんて。

当初は奥さんのリクエスト、朝ドラ「おむすび」のテーマ「イルミネーション/B’z」のみの演奏で、昨年4月から練習を開始していました。8月には最終楽譜が出来上がり、演奏会まで半年もありますので、多少心にも余裕を持って練習に励んでいました。

ところが、10月に旧知のSさんと話をする機会が有り、後述のようにコラボ演奏が決まりました。

Sさんは、私が77歳からドラム演奏に挑戦していることをきっかけに、ご子息の結婚式で来賓の方がサックス演奏されたのを聞き、2年前からアルトサックスに挑戦されていました。個人レッスンの為、発表の場が無く、人前で演奏をしたことがないと聞き、私の発表会で共演することになりました。
(共演を快諾して頂いた森光先生。ありがとうございます。)

共演曲は、Sさんがレッスンされていた「What a Wonderful World/ルイ・アームストロング」私は初めての曲で、合同練習もしなければいけません。合同練習日は1月17日と2月14日に決まりましたが、最終楽譜が出来上がったのが12月23日。毎日のエアー練習はもちろん、正月三が日、1月、2月の土日祝祭日は全て練習日に当て、毎日早朝6時から1時間、猛練習をしました。

小心者の私にとりましては、失敗して演奏をぶち壊すことが最悪ですので、就寝中も頭の中はリズムが踊っている状態でした。しかし、不思議なものでそれだけ思いつめ練習をしますと、楽譜を見なくてもリズムが頭に入り、それに合わせて体が動くようになりました。

ドラムで落ち込んだ際は、「ドラムが上手くいかないと悩んでいる81歳のジイサンが地球上に何人いるか。いても限られた人数なので、その中に入れて幸運だと思え」と自分を励まし、不安を払拭するには練習以外にない。と言われた方がいましたが、その通りでした。

1月17日の合同練習で初めてSさんの演奏を聞きましたが、完成度が高く驚きました。私はまだ途中でミスが出て、先生のピアノ伴奏にも合わない箇所が有り焦りましたが、雰囲気は体験でき、次回には何とか間に合わせそうでした。
2月14日の2回目の合同練習は、先生からもOKが出て、お互いに目途が付きました。(本番の不安は当然ありますが・・)

3月1日、本番前の舞台上での1分間リハーサルでも、緊張はしましたがイイ感じでした。
しかし、先生から急にサックスとのエンディングの変更が有り、Sさんとロビーで、音が出せないのでエアーでタイミングを合わせて本番に臨むことになりました。
私達の前は、プロ級の演奏者ばかりで、私もSさんも気後れがしましたが、間違っても、とにかく演奏途中で止めないで、やり切りましょうと確認しました。
私達は9番目の出演を待つばかりでしたが、8番目が終了して緊張も極まって心臓は高鳴った状態で、突如司会者から「先生の都合で今から10分程度休憩します。」とのアナウンスが有り、二人とも緊張が途切れて、仕切り直しになるハプニングがありました。

結果的には、1曲目「What a Wonderful World」は、Sさんと先生のお蔭で、私自身は
気に掛かることはありましたが、何とか無事に演奏が出来ました。
2曲目の「イルミネーション」は、ある程度自信が有りましたので無事に演奏できました。
先生からも好評価を頂き、Sさんも初めての発表会を体験してお喜びでした。

ちょうどインフルエンザも流行っており、インフルエンザに罹りますと、1週間は動けないので、夜の会合は出来るだけ避け緊張の日々を過ごしましたので、発表会が終わると安心すると同時に気が抜けてしまいました。

表題は、直木賞受賞作品 佐藤 愛子の「戦い済んで日が暮れて」のパロディーです。

4月からは来年の発表会の曲「栄光の架け橋/ゆず」に挑戦します。
この曲を選んだ理由などについてはまた次回の機会に。

令和8年3月                         

                                        川上 康夫

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