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川上節-2- 「創業50周年感謝の集いのドラム演奏を終えて」

会長の川上です。

前回の川上節でもお話しましたが、音楽教室の発表会で「いい日旅立ち」のドラム演奏が思いがけなく、
ほぼノーミスで演奏できましたので、調子に乗って7月に開催される「蔵田ファイリング 創業50周年
感謝の集い」で、ソロ演奏ではなく無謀にも「バンドを組んで演奏したい」と思いました。

思いつくと何も考えず即行動する悪い癖で、弊社で音楽経験のある脇屋係長に「相談」というより「無茶ぶり」しました。
彼が社員に声をかけてくれトランペット、ベース、ドラム、ボーカルと経験者が集まりました。
ここまでは順調でしたが、重要なピアノが社内では見つからず、無理を言って脇屋夫人にお願いし、アシスタントに脇屋ご子息も加わり、

工務 脇屋係長   (バンドマスター/トランペット)
営業 長岡課長代理 (ベース)
営業 小林くん   (2曲目ドラム)
営業 島田さん   (メインボーカル)
脇屋夫人   (ピアノ)
脇屋ご子息  (アシスタント)
川上     (1曲目ドラム)

計7名でバンドを結成しました。

折角バンドを組んだのでバンド名が必要だ!と私の独断で「Wacky & Mina(ワッキー&ミナ)」と命名し、
オリジナルバンドTシャツも作り、6月初旬に練習をスタート致しました。

脇屋夫人を除き、経験はあっても長い間のブランクがある者ばかり。約50日後の感謝の集いに間に合うか厳しい状況でした。
各個人で練習をし、合同練習が出来たのは7月5日、13日の計2回。しかも2回目は仕事の関係でメンバー全員が揃わない情況で、完成まで程遠い感じが致しました。私は、2回の合同練習で音合わせの難しさを身にしみて感じ、他のメンバーの演奏のレベルと比較してすっかり自信喪失で状態でした。
しかし、ここまで来たからには迷惑を掛けるわけにはいきません。前日と当日も、早朝6時から個人練習をしましたが上手く演奏できる可能性が7割程度で納得できないまま会場へ行きました。

当日は開催2時間前に集合し、最後の音合わせをギリギリまで行い、何回か通しで練習するうちに形になってきたように感じました。

本番では、イントロ後の出足が私のリズム遅れにより、ボーカルとテンポが合いにくい状況があり、頭が真っ白になりました。そんな時、音楽教室の先生から言われていた「間違っても専門家でなければ気付かれないので、絶対に演奏を中断しない事!」が頭によぎり、その後も怪しい個所もありましたが、自力の軌道修正とメンバーの皆さんのバックアップのお蔭で無事に止まることなく、「いい日旅立ちを」何とか無事に演奏をすることが出来ました。観客の前でのバンド演奏の難しさを感じました。

2曲目の「残酷な天使のテーゼ」は、小林君にドラム演奏を交代。彼はドラム経験者でしたので、私との技術力の差を感じ、まるでプロの演奏を聞くようでした。全体の出来栄えも良く、安心して聞くことが出来ました。

これも偏に、バンドマスターの脇屋係長を中心に、未熟な私を盛り上げて頂いたおかげと感謝した次第です。

先日開催したバンド打ち上げ会で、「本番前の練習の時間が、何十年前を思い出し大変楽しかった。」「せっかく出来たバンドを、これで終わるのは惜しいので今後も続けていきたい。」との要望があり、弊社のお得意先の障碍者施設や、老人ホームで演奏することも考えたらどうかとの意見が出て盛り上がりました。
またどこかで披露する機会があればと思います。

「いい日旅立ちは」今回で卒業し、次に私が挑戦する曲は、「負けないで」
テレビで見て歌詞に感動し、この曲を演奏したいと決めました。しかし、ドラムを聞くとチョット手が出そうにない思いがして、後悔しましたが選んだ限りには来年3月の音楽教室の発表会での披露を目指して頑張ります。

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