BLOG 蔵田ブログ

川上節-4- 「第3回ドラム発表会 83点でした!」
本年4月で満3年を迎えたドラム演奏ですが、去る3月16日(日)に私にとって3回目となる音楽教室の発表会が、アステールプラザ多目的ホールで開催されました。
昨年は、消音処置がしていないハイハットシンバル(上下2枚付いて、左足で開けたり閉めたりパクパクさせるシンバル)の凄まじい音の大きさに驚き動揺し、ピアノ伴奏も聞こえなくなり、頭が真っ白になり、「とにかく演奏を止めない」という思いだけで、最後まで演奏しきりましたが、出来は散々で納得できない残念な演奏でした。
「負けないで」に負けたままでは悔しいので、再チャレンジし、今年は2曲演奏することになりました。
本年は、1週間前にスタジオで実際の音を聞きながらのリハーサルが有り、本番も何とかなりそうな自信ができ、前日、当日の早朝6時から朝練もして当日に臨みました。
当日の1分間リハーサルでは、舞台に上がりドラムの前に座り、まず全体の楽器の配置を確かめて、スティックでスネア(太鼓)からタム1,タム2,タム3を叩きイメージを掴み、バスドラ(足元にあり、右足で踏む太鼓)のペダルの手応え(ドンドンの音も聞こえ)もあり、次にハイハットシンバルをハーフオープンで叩いてみましたが、今年は音の大きさも落ち着いて聞け、ピアノ伴奏も良く聞こえました。
第2部11番目で、司会の女性から『今日のステージ最高齢の演奏者 川上康夫さんです。今回の演奏曲は、朝ドラ「虎に翼」のオープニング曲「さよーならまたいつか(米津玄師)」奥様のアドバイスで選曲されました。そして去年より進化した「負けないで(ZARD)」の2曲です。』と紹介があり、舞台に上がり一礼をしますと、温かい大きな拍手を頂きました。
ドラムの前に座り、前回より落ち着いた雰囲気でスタンバイしていると、先生から突然、『川上さん。負けないで歌っても大丈夫ですか?』と申し出があり、私にとってハプニング(笑)サプライズで「負けないで」を、司会者の女性(先生の娘さんで、歌手です)が、歌ってくれることになりました。歌うと聞いた瞬間、先ほどまでは落ち着いていた自分が嘘のように、心臓が高鳴り始め、緊張度は最高になり、根が小心者ですので、「絶対間違えられない!」のプレッシャーで、1曲目スタートのカウントをとるスティック「1.2,3,4」が震えるほどになりました。
昨年の二の舞が頭をよぎりましたが、スタートすると伴奏が耳にスッと入り、少し落ち着きも出て一部ミスもありましたが、無事に終えることが出来、2曲目の「負けないで」も歌の部分は何とか付いていくことができ、今年は負けないでに応える事ができました。
演奏中は夢中で聞こえませんでしたが、観客の皆さんが温かい手拍子をして頂いていました。

最終的には、間奏部分で少しミスがありましたが、映像を見ても解らない程度でした。
今回の自己評価は少し残念さが残りますが、先生からも評価を頂き、昨年と比較しても「まあまあのでき」で83点にしました。

4年目の今年は、またまた奥さんのリクエストで、朝ドラ「おむすび」のオープニング曲「イルミネーション(B’z)」にしました。どうなることやら・・・・
「喜寿の手習い」から3年になり、今年1月には傘寿になりました。体力、気力、リズム感も衰えるばかりですが、「ドラムが出来ない!」と悩むジイサンは、日本でも数少ないのではないかと、希少性に幸福を感じ、前向きに考えて脳の活性化?の為に、引き続き挑戦して参ります。
令和7年5月吉日